旅の支度

改めまして、こんにちは。40代の会社員、すーじーです。1人でも、誰かとでも、国内も、海外も、旅をするのが好きです。数年前、コロナ禍で旅をするのが難しくなったとき、一番初めに思ったのは「今まで散々たくさんの旅をしておいてよかった」でした。そしてまた自由に旅ができるようになった今「行ける時に行かないと。会える時に会わないと」をモットーに生きています。

旅の遍歴

私の旅にはいくつかの転機があります。

まず一つ目は、大学の卒業旅行で行ったインドです。それまでもハワイやグアムは行ったことがありましたが、インドは全く違いました。バラナシでガンジス河に入ったこと。自分には間違いなくアジア人としての血が流れていると意識したこと。様々な刺激を受けましたが、何よりネズミの走る屋台でポリバケツから汲んだラッシーを飲んでもお腹を壊さなかったことが、世界どこへ行っても何とかなるのではないかという自分への自信につながりました。

二つ目は、25歳のときに個人手配の一人旅で行ったポルトガルです。当時の私は、母親から「いつ結婚するのか」とプレッシャーをかけられていました。恋人と別れたばかりで、その期待に応えられる気がしなかった私は、1人で言葉の通じない遠くの国へ行ってみて、もし寂しいと感じたら、その時には結婚相談所にでも登録しようと思いました。まだwi-fiもiPhoneも普及していなかった時代です。ユーラシア大陸の最西端・ロカ岬まで、電車とバスを乗り継いで1人でたどり着いた時に飲んだビールは自由の味がしました。初めての海外一人旅を私は最高に満喫して帰ってきました。

本と映画と

旅のきっかけはいつも本でした。インドの時には遠藤周作『深い河』を、ポルトガルの時には宮本輝『ここに地終わり海始まる』と吉田修一『7月24日通り』を読んでロケ地めぐり気分で楽しみました。

ダークツーリズムという言葉を知ってからは、訪れる場所をもっとよく学びたいという気持ちがより強くなりました。震災の被災地にご縁ができたこともそうですし、自分が子どもの頃にはまだ紛争をしていたり国交がなかった国へ行けるようになったり、過去に訪れた国が戦争によって気軽に行けない国になってしまったり、そんな一つ一つの経験によって、自然と旅先の歴史や文化への興味が沸くようになりました。

一ヶ所の旅先にフォーカスしても、小説、ノンフィクション、映画と探せば探すほど色々出てきて、ガイドブックだけでは分からないその土地の表情が見えてきます。

いもづるトラベル

「旅×本×映画」で広がった楽しみを、おすそ分けしたい。そんな気持ちで、いもづるトラベルをスタートしました。西日暮里Book Apartmentに棚を借りて、旅情を掻き立ててくれる本を中心に置いています。自分で小さな本屋さんをスタートしてみて、旅先の本屋さんにも興味が向くようになりました。Xでは@imoduru-travelで、旅や本や映画について日々呟いています。

このサイトでは、Xよりも更に一歩踏み込んだ記事を有機的に書いていけたらなと思っています。さあ、何を読んで何を観て、次はどこへ旅しましょうか。

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