ゼロから始める歴史の学びなおし

*この記事はイトグチに掲載したものに加筆訂正しています。

私は歴史が苦手だ。学生時代は、年号も人の名前を覚えるのも苦痛でしかなかった。それでも大人になって自分で日本や世界を旅するにつれ、旅先の歴史をきっかけに少しづつ興味が持てるようになってきた。最近は趣味で接する情報のうち8割は歴史と言ってもいいくらいになって、今まで全く理解できなかった歴史を知るのが楽しくて仕方がない。

今回は最近ハマっている歴史のイトグチを紹介する。

表舞台に出てこない人たちの歴史

歴史のいわゆる表舞台には出てこない人たちに関する本を手にする機会が増えてきた。

才女の運命』は私でも名前だけは知っている偉人を支えた女性たちの史実に基づいた人生を描いている。当時の女性たちの社会的地位は今とは変化した部分も多いが、残念ながら変わっていないところもある。そんな比較も興味深い。彼女たちの生き方は今の私たちにも示唆を与えてくれる。

「暮し」のファシズム』は第二次世界大戦中の兵士ではない、一般市民がどういう生活をしていたのかが分かる。普通の人々が日常生活を通して戦争に協力する姿勢は、現代にも通じるようで背筋が寒くなる。

スポットライトを当てられてこなかった人たちの歴史を知ると、自分がその時代に生きていたらどういう行動をしていただろうと、歴史が急に身近に感じられる。

おぼろげな記憶のアップデート

苦手なりにも知っている歴史の常識が、現在ではアップデートされていることもある。

そんな切り口の番組が、BS TBSの関口宏の歴史シリーズだ。現在は『関口宏の一番新しい江戸時代』をやっている。過去には『もう一度!現代史』『一番新しい古代史』『一番新しい中世史』もやっていて、毎週楽しみに観ていた。

自分が子どもの頃に習った歴史が、最新の研究や技術によって更新されていて、間違い探しのようでワクワクする。

耳から入ってくる網羅的なストーリー

運転や散歩のお供に聴いているのはPodcast番組『コテンラジオ』。教科書ではどうしても覚えられなかった歴史が、耳から入ってくる情報によって不思議と全体像が見えるようになってくる。

色々なエピソードがあるので、自分の興味ある分野から聴いてみるのがいい。お金や宗教の歴史、フランス革命から続く第一次世界大戦、ヘレンケラーとサリバン先生など、様々なテーマをランダムに聴き進めていくうちに、時間軸と地図が繋がっていく感覚になってくる。そうすると、その時代の日本ではどうだったのだろう?など次の興味も膨らんでいく。言葉にすると陳腐になるが、歴史は繰り返すし、今の常識は昔の非常識というのを実感できる。歴史を知ると今の世の中の見え方も少し変わるのを、この歳になってやっと体感できるようになったのはコテンラジオのおかげだ。

大人になってからの学び

本や動画やPodcastなど様々な手段であらゆる情報が得られるようになった。歴史に限らず子どもの頃に苦手だった科目は、自分の興味に合わせて学び直せばいいのだ。今までの自分のコンプレックスを少しづつ埋めてあげるような作業だ。テストがあるわけでもないから、やっぱり苦手な部分は飛ばせばいいし、好きな部分は好きなだけ調べればいい。調べて興味を持ったスポットには実際行ってみることだってできちゃうのだ。こんな勝手ができて、子どもに比べて大人って自由で最高だなと思う。そんなこんなでこれからも自分のペースで興味の赴くまま自分勝手な学びを続けていくつもりだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました